「見る鉄」から「乗り鉄&撮り鉄」に変わる夏夏は毎年青春18きっぷで列車旅をします。

普段は地元のローカル列車(ディーゼル)を見るだけで顔が弛み、幸せな気分になっている私ですが、この時期だけは「見る、眺める」だけでは済まなくて、「乗る」にシフトします。
普通列車と快速の1回乗り放題券が5枚セットになっている青春18きっぷはのんびりと窓からの景色を満喫できます。もちろん、本を読んだり、眠ったりも自由。気の向くままの時間が楽しめて、私にとってはこの時期には絶対欠かせないリフレッシュ休暇の一つです。
主として行き先はご近所の東北ですが、時刻表片手にあれこれと寄り道を考えるのが楽しいのです。仙台に行くのに、石巻経由で行くとか、わざわざ回り道をするのもおもしろいものです。また仙石東北ラインを利用すると早いのですが、あえて仙石線の普通電車を利用したりもします。自分で「何やってるんだ」と苦笑しつつ、JRだけではなく(運賃は別料金ですが)第三セクターの三陸鉄道や、会津鉄道、あぶくま急行を利用し、見慣れぬ風景を楽しむ車窓の旅もとてもいいものです。
速さがウリの新幹線ですが、たまにはのーんびりとローカル線の旅を多くの人に経験してもらいたいと思います。ローカル線がこれ以上廃線とならないためにも。