高速道路のETC

昔は高速道路の料金所は当然ながら対面による料金支払いでした。
ここ10年ちょっと前からETCに変わって、支払いも便利になり深夜割引など便利なサービスも充実してきました。
でも、一つ残念なこともあります。
私が高速道路を利用するのは会社での出張、休日の旅行、帰省の時です。
特に帰省の時には距離にして700km近くを走るため1万5千円ほどになります。
高速道路の料金所で支払いをするとき、帰省時期であることと料金の高さから料金所のおじさんが「お疲れ様です。お帰りなさい」と言ってくれていた。
ETCではそれがない。
カーナビから聞こえるのは「ピッ」という音と、料金に関する機械音。
なんとも味気ない感じがするのは自分だけでしょうか。
世の中いろいろ便利になると同時に、会話が減ってきてる感じがします。
新幹線でも自動発券機で購入することが可能だし、対面での購入はみどりの窓口のみ。
昔だったら、新幹線だと必ずみどりの窓口だったんですけどね。
だから、よほど急ぐ場合以外はみどりの窓口に行き対面で切符を購入します。
仕事でも、書類関係を取引先に送る場合にはファックスをしたあと、電話で内容についての説明をしたりしていました。
しかしメールにより、書類を添付し説明もメールで書くので電話で話すことがない。
社内での業務連絡もメールで終わり。
インフラやシステムが発達するのは便利だけど、それにより人と人との接触や繋がりが希薄になってきたように感じます。
なんとも味気ない世の中になってきてる気がするのは自分だけなんだろうか?